Webデザインというジャンルに限らず、どんなことでも成功する人とうまくいかない人に分かれてしまうのが現実だと思います。
フリーランスの世界だとその明暗はさらにクッキリと分かれてしまいます。
成功する人はどんどん仕事を請け負って、経験を積み、さらに大きな成功を手にしていくのに対し、
いつまで経っても上手くいかない人はデザインスキルが上達せず、仕事も取れないという悪循環に陥ってしまうことも。
では、どうすればWebデザイナーとして成功していくことができるのでしょうか?
実際の成功者の共通点や特徴から見ていきましょう。
成功する人の5つの特徴
1.常に学習意識を持って過ごしている
Webデザイナーに成功している人は、常に学習意識を持って過ごしている人が多いです。
「仕事できるくらいのスキルが身につけばもう勉強しなくて大丈夫!」と思っていたりしませんか?
特にWebの業界では、トレンドなどすぐに変わっていくことも多いため常にアンテナを張っていなければ、乗り遅れてしまいます。
「ある程度のスキルは身についたから、勉強は終わり!」と考えるのではなく
「日々学ぶべきことがある」という意識でひたむきに学んでいくことが成功の秘訣なのです。
2.失敗してもポジティブな姿勢で立て直せる
なにか失敗してしまった人はたいてい、そこで諦めてしまいがちです。
Webデザインのスキルを学んでいる時もそうですし、実際にお仕事を受けてデザインしていく時も、何度もつまづいてしまうことはあるでしょう。
もちろん、失敗したときに辛い気持ちになることは誰にでもあると思います。
ですが、失敗した後にどのようにカバーしていくのか、どのように立ち上がっていくのかが重要になるのです。
成功の一番のポイントは
「失敗しても成長するまで諦めずに続ける」ことだからです。
3.自分よりレベルの高い人と積極的に付き合おうとする
成功するためには高い向上心が必要不可欠。
そのためには自分よりもレベルの高い人と関わっていくことも大切なことです。
自分よりレベルの低い人や同じくらいのレベルの人たちと群れて安心感を得ているだけでは、
いずれ停滞してしまうことは目に見えています。
それよりもレベルの高い人に積極的に関わっていって、良いところをどんどん吸収している人の方が成長して、
成功に近づいていくことは想像に難くないと思います。
自分ひとりでレベルを上げていくことも時には大切ですが、
レベルの高い人を見て、その仕事ぶりや日々考えていることを吸収していくのも大きな収穫になるはずです。
4.仕事にコミットできる
あなたがクライアントの立場なら、どちらのWebデザイナーに仕事を任せたいと思いますか?
・仕事としての自覚がなく、適当に制作しているWebデザイナー
・仕事にきちんとコミットし、1つひとつ丁寧に制作しているWebデザイナー
ほとんどの人が後者のデザイナーに依頼したいと答えるはずです。
デザインスキルも重要ですが、何より仕事に対しての姿勢は重視されます。
そもそも適当な態度で仕事をしたところで、良いものができることはないでしょう。
成功する人は、スキルだけでなく仕事に向かう姿勢も追求しているのです。
5.人間心理を理解している
Webデザイナーは、ただオシャレなデザインをするだけでは務まりません。
Web上の制作は何か目的があって作るものであり、その目的に沿ったデザインをしなければ意味がないからです。
例えば商品販売のページをデザインするにしても、オシャレであることよりも
そのページの読者に商品を購入してもらうことを優先するべきなのです。
そのためには「人間心理に沿ったページデザイン」が要求されます。
Webデザイナーとして、目の前のデザインにばかり目がいく人よりも
その制作を依頼してくれたクライアントの目的や、その奥にいるお客様についてのことを深く考えられる人ほど、良い仕事ができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は5つ、Webデザイナーとして成功する人の共通点や特徴を紹介しました。
成功する人ほど成功のための努力を惜しまず、目の前の仕事もきちんとこなしています。
今学んでいる1つひとつのこと、制作している1つひとつが、すべて自分自身に返ってくるということをわかっているからです。
Webデザイナーとしての成功を勝ち取るために、
あなたも意識と志を高く持って目の前のやるべきことに全力で取り組んでいってくださいね。
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5.失敗の責任は自分にあると考える。
何かが起こった時、人のせいにする事は簡単です。
人がうまく動いてくれなかった時に「あの人の理解力が足りなかったから失敗した」と
他人を責めることもできます。
しかし、このような発想を続けている限り成長や進歩はありません。
成功者は、うまくいかなかった時に「自分がもっと工夫すればよかった」と考えます。
他責ではなく、自責の発想こそが成功者たちの共通点なのです。
そして、人から好かれている成功者は下記のように考える傾向にあります。
- うまくいった時には「メンバーのお陰」
- 失敗した時には「自分の責任」
この発想こそが人から好かれる魅力あるリーダーに共通するポイントなのです。
6.ギャップを知り、実行する
大きな目標を立てると、必ず現実との「ギャップ」を知る事になります。
では、成功者はそのギャップを埋めるためにどのようなことを考えているのでしょうか?
それは、「自分ならできる」と信じる事です。
まずは、自分自身が他の誰よりも「できる」ことを信じなければ、目標を達成することは不可能だということを知っています。
「どうせ無理だ」などと言っていたら前に進むことは出来ません。
「できる」と信じ、圧倒的な努力で目標達成に向けて実行した人こそが、成功者に近づけるのです。
7.人の心を理解してる
商品の購入・イベントへの参加などの購買行動原理から、意思の伝達・メンバーへの行動促進などのリーダーとして必要な人心掌握まで、心理を理解することは成功者になるための重要な要素です。
『パワーワード』それは成功者が人を動かすために使う金言です。
君ならやれる。
わしだったらやれないけれど、君ならやれる。
あなたがこの言葉を上司から言われたらどのように感じますか?
この言葉は松下幸之助氏(松下電機産業(現パナソニック)創業者)が、社長職に就いていた当時のベストパートナーである開発者の中尾哲二郎氏にかけた言葉です。
当時、専門外であったアイロンの開発に不安を感じていた中尾氏にやる気を出させることで、商品化に成功したというエピソードがあります。
「君ならやれる」。
この台詞は普段から部下のやる気を高める際に多く使われています。
しかし松下氏は一味違います。
「わしだったらやれないけれど」
この台詞が中尾氏のやる気を引き出し専門外へとチャレンジさせたのです。
このセリフの中には『謙虚さ』があります。
このような謙虚さが人間的魅力を向上させ、『この人のためなら』という気持ちをメンバーに芽生えさせるのです。
心理を理解してもそこに信頼関係がなければ仲間の成長はありません。多くの成功者はそのことを十分に理解しているからこそ、経営手腕以上に人間的魅力に磨きをかけているのです。
終わりに
成功者になるための要素を改めて確認して、今から実行しましょう。
今までの自分とこれからの自分を対比して行動できるよう、ポイントをまとめました。
ポイント
何事も後回しにしがち。 ⇒ 行動の優先順位を明確にしましょう。
安定を好む。 ⇒ 環境の変化に対して歓迎する姿勢を持ちましょう。
集団(群れ)を好む。 ⇒ 『覚悟』をもって一匹狼になりましょう。
自己投資をしない。 ⇒ 本を読む習慣を身につけましょう。
自信がない。 ⇒ セルフイメージをあげて自信をつけましょう。
ブレやすい。 ⇒ 『堅い信念』をもって行動しましょう。
継続しない。 ⇒ 『習慣化』できる仕組みを考えましょう。
責任感がない。 ⇒ 何事も『自分事』にして責任感を向上させましょう。
信頼関係が築けていない。 ⇒ 相手の心理状態をよく観察しましょう。
成功者は常に先を考え、目標を実現するために最速のスピードと圧倒的な努力を惜しみません。
以前ソフトバンクの孫正義会長がTwitterの要望ツイートに対して「やりましょう」と即コメントし対応しました。
このスピード感と実行力が成功者たる所以なのです。
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