しっかりとしたマインドセットを確立することで、学習の継続力強化やご自身の成長率アップに直結します。
学習で挫折しないで継続させるコツ
プログラミングやwebデザインなど、何かを学ぶ時に、学習を継続させるには仕組みを作る事が大切です。
今回は学習で挫折しない&継続できる方法についてお伝えしたいと思います。
日常的に実践出来る部分もありますので、是非役立ててください。
そもそもなぜ継続して学習出来ないのか
1.脳の特性を知ろう
学習が継続できない人には共通点があります。それは、行動する前に、考え過ぎてしまう傾向にある方です。
人間の脳というのは考えすぎると行動できない特性があるようです。
メル・ロビンス氏の提唱する5秒ルールというのがあります。
それによると行動する前にあれこれ考えてしまうと、脳が行動しない理由を勝手に探すそうです。
これまでに何かを行おうと悩んでいると、後から「しない理由」が浮かんで来た経験はありませんか?
例えば、以下のような理由です。
- 気分が乗らないから
- 仕事で疲れたから
- 明日まとめてやればいいや
5秒ルールというのは、思い立ったら5秒以内に行動するというルールのことです。
ネガティブな理由が浮かんでくるのが5秒だそうなので、その前に行動してしまおう!という単純なルールです。
面白いことに、一度行動してしまうと、脳は行動している事に注目します。
すると逆転が起こり、上手く行動するように頭を使うようになります。
2.やる気をあてにしない
やる気というのは、非常に曖昧なものです。
やる気を動機の判断基準にすると、
気分が乗らない時は、何も出来なくなってしまいます。
人間には調子の波があります。
どんなに行動しようとしても、動けないときもあります。
ただ、一番多いのは何となくやる気が起きない時じゃないでしょうか?
好不調の波の影響を受けにくくするには、最初からやる気をあてにしない事が大切です。
日常的に無意識で行っているレベルにまで、当たり前の事としてしまえば、行動するかどうかで悩むことは少なくなります。
洗顔レベルにまで習慣化する3つの方法
1.毎日少しでも良いので学習する
いきなり毎日3時間学習する!と意気込んでも、過去にそういう習慣がなかった人には難しいです。
(受験や資格勉強などで習慣化している人は、割と楽に習慣化できる)
意思力だけでは限界があります。
最初は毎日5分でも続けられたら、自分を褒めましょう。
決して、続けられなくても自分を責めないでください。
2.行動のハードルをかなり下げる
行動のハードルをかなり下げましょう。
例えば、最初は
毎日5分だけパソコンを開く
くらいの目標でも良いのです。
まずは習慣化することを第一目標に置きましょう。
3.朝1番に重要なことをこなす
これは成功者の法則のあるあるですが、朝一番に最重要タスクをこなす。ということです!
例えば、プログラミングの習得やwebデザインの学習が今の自分の中で最重要なら、起きたタイミングで、パソコンに向かう様にします。
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目標を立てるときのコツ
1.目標とは誰の為か
まずは、誰の為に目標を立てるのかを考えてみましょう。
おそらく多くのデザイナーが目標を立てるにあたって、どのように成果や成長を証明できるのか?を測れるケースが少なく、そこにモヤモヤを感じる人が多いと思います。
もちろん、webサイトへのアクセス数や購入数など、数値で成長や成果の指標にできる物は、なるべく形にしてあらわした方が良いでしょう。
ところがデザイナーという職種の特性上において判断しにくい、定性的(数値では表せない)部分でも、組織やクライアントに貢献している事を伝えなければなりません。
定性的な部分に関しては、目的と目標を分けて考えるとイメージ広がります。
2.目標なのか目的なのか
まず、この2つを理解して具体的なアクションを考えてみましょう。
例えばダイエットの目標として5kg痩せるといった目標を立てます。
ところが、ダイエットの目的がモテたいだとすれば、モテるためのアプローチは他にもあるかもしれません。
例えば
- 清潔感のある服装をする
- 会話が面白い
- 紳士的な振る舞いが出来る
など様々なアプローチがあります。
そこで、もう一度思い出して欲しいです。
誰の為の目標なのか?
デザイナーになるにも目的があったのではないでしょうか?
どんな動機があったにせよ、デザイナーは人にやらされてなる職業では決してありません。
デザイナーとしてどのような存在を目指していたかを思い描き、いまのミッション(課題)と照らし合わせながら、仕事を通して経験とスキルを高めていくことが健全と言えるでしょう。
また、どのような成果でも自分に返ってくる物です。
タスクベースの目標ではなく、目的を取り巻く、あらゆるアプローチをデザイナー視点で解決することで、組織やクライアントに貢献出来ていると言えます。
つまり、目標は自分の為でもあり、個人の価値を組織やクライアントに還元できるものではないでしょうか?
【ワーク】一緒に目標を立ててみよう
Lesson1.デザイナーになったきっかけは?
“自分の為目標”とは何か?を踏まえて、デザイナーになろうと思った動機と現在のミッション(課題)を書き出して下さい。
その2つを見比べてみてモチベーションの変化があるかどうか書き出してみましょう。
①デザイナーになろうと思ったきっかけは?
②現在のミッション(課題)
③1と2を比べてどう変化しているのか
こちらを書き出す事が出来ると、目指べき成長のベクトルが過去と現在でブレている箇所があるのか? を探ることと、未来のイメージを膨らませる事が出来ると思います。
Lesson2.目標を口に出す(発表する)
今回皆さんに行って頂いたワークは、誰かに伝える、人前で発表すると言う事でさらに効果を発揮します。
しかし、オンラインで学んでいる場合などは教室に同級生がいる訳ではありません。
そこで、Twitter、Instagram、FacebookなどのSNS活用を強くオススメします。
まずは自分にとって1番手軽な物から、つぶやいてみましょう。
そして、誰かに発表する。という形式を取る事での副産物も期待出来ます。
それは、キャッチャーな言葉でまとめ様とする事です。
これもまた目標を立てる上では重要なエッセンスではないでしょうか。
目標は立ててから忘れてしまっては意味がありません。自分の心に刻まれる様な言葉でいつでも思い出せるものの方がより達成に向けて効果的だと思います。
終わりに
デザイナーになろう」と思った初期衝動にこそ最大の目的が潜んでいる可能性があります。
当然ですが、デザイナーという職業を始めるにあたって、必要な資格などはありません。
更には必ず習得するべき科目や言語もありません。
デザイナーだと、名乗った者勝ちな所はあります。
それでも「この仕事をしよう」と思ったきっかけこそが爆発的なモチベーションなのではないでしょうか。
目標の立て方のエッセンスの一つとして “野心的に” とよく言われてます。
企業勤めをされてる方は、半年に一度(部署・会社によっては四半期に一度)の目標設定面談をどうせなら思いっきり書いて宣言してみるのも悪くないものです。
目標設定は会社とのコミュニケーションでもあり、同時に自分とも向き合う大切な時間です。
そのコミュニケーションをうまくデザインできることもデザイナーのセンスかもしれません。
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